潤滑剤とは
潤滑剤とは
潤滑剤は大きく3種類に分類されます。

液体潤滑剤:潤滑油
半固体状潤滑剤:グリース、コンパウンドなど
固体潤滑剤:二硫化モリブデン、グラファイト(炭素粉末)など
各種潤滑剤の潤滑メカニズム
液体潤滑剤
潤滑箇所で油膜を形成し、摩擦及び摩耗を低減致します。

半固体状潤滑剤(グリース)
潤滑箇所で増ちょう剤を含んだ油膜を形成し、摩擦及び摩耗を低減致します。
また、液体潤滑剤と異なり固体物でも沈降しない事から、固体潤滑剤を分散させることで固体潤滑剤の特性も付与させることが出来ます。

固体潤滑剤
潤滑箇所で固体被膜を形成し、摩擦及び摩耗を低減するとともに耐焼付き性も向上致します。
※一般的には二硫化モリブデンを代表とするように層状の結晶構造を持っており、荷重が加わると層状と平行に滑りが発生することで摩擦及び摩耗を低減しています。